店舗で一丸となって目標を追うのがやりがい
入社からもうすぐ1年(2024年2月現在)。今はどんなお仕事を担当していますか?
今は、板場での前菜作り、揚げ物、麺類、鍋料理の準備を担当しています。営業前の時間は、肉や野菜を切る仕込みをしています。
1年足らずで、すでにお客様に提供するメニューの調理を担当しているんですね。
そうですね。ディナーの時間で鍋を振るのは先輩たちですが、ランチの時間帯は時間によって僕が鍋を振らせてもらうこともあります。
就職先によっては、「下積み3年」の言葉通り、3年間洗い場と仕込みがメインで、鍋に触ることすらもできないところもあります。もちろんその教育体制だからこそ得られるものもあると思うのですが、早く一人前になりたいと思う僕のような人間にとっては、やる気と実力次第ですぐに機会をもらえる蘭亭の環境がフィットしているように思います。
スキルアップはどのようにされているのでしょうか。
スキルアップのメインの機会はまかないづくりです。あらゆるメニューでまかないを作って、先輩方に食べてもらって、改善する。これはどの飲食店でも行われている
と思いますが、蘭亭では作ったものに対して先輩社員たちがとても丁寧にフィードバックをくれます。いろいろ説明しながら味締めをしてくれるので、今の自分に何が足りていないのか、なぜ味にブレが出たのかなどが分かり、成長につながっています。
また、火を使う料理のスキルアップだけではなく、切る技術を向上させるために、ニンジンを使った飾り切りの練習も日々行っています。これも先輩社員がフィードバックをくれるのですが、最近は褒めてもらえることも少しずつ出てきて、嬉しいですね。
蘭亭で働いてみて、やりがいに感じるポイントはありますか?
一番は、先輩社員の近くで働くことで、自分自身の技術が向上していくこと。憧れの料理長の姿を間近で見ているので、自分も早くこうなりたいという気持ちを日々刺激してもらっています。
最近は、料理人として売上にも目が向くようになりました。蘭亭は店舗ごとに売上目標が設定されていて、社員でも日々の売上を自由に見られるようになっています。営業前にその日の売上目標を全スタッフで共有して、皆でそれを目指しながら営業する。ただ美味しいものを作るのではなく、よりよいお店を作るために目標をもって一丸となれる。最近は、その雰囲気をすごく楽しめています。
そのほかに、高橋さんが感じる蘭亭ならではの良いところを教えてください。
先ほどもお話しましたが、蘭亭はやる気と実力次第で成長機会を与えてくれる職場です。チャレンジさせてくれるというのはもちろん、先輩社員たちが技術や知識を自分だけのものにするのではなく、きちんと後輩に伝えてくれる。後進を育成することに力を注いでくれているので、若手にとっては本当に良い環境だと感じます。
たとえば営業中の忙しい中でも、先輩たちは密なコミュニケーションを意識してくれています。また、休みが合えば一緒に食事に行って仲を深めたり、相談に乗ってくれたりすることもあります。上下関係が厳しいとされているこの業界で、先輩たちと良い関係性が築けているのは本当に嬉しいです。
あとは、休みが多いことも純粋に嬉しいかな(笑)。蘭亭は月9日休みがあって、飲食業界に就職した友だちと比べても圧倒的に多いです。家で料理の練習をしたり、好きなことをしてリフレッシュしたりする時間が取りやすいので、ありがたいなと思っています。